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川あそび、筑紫次郎の源流へ

川あそび、筑紫次郎の源流へ

水郷日田のその奥で 九州いちの大河川・筑後川。「筑紫次郎(つくしじろう)」の異名を持つ流れの源のひとつは奥日田に発します。釈迦岳を筆頭に阿蘇方面へ広がる釈迦連峰・津江山系は1,000m越えの頂を抱え、裾野に広がる森林は多くの水をたたえています。中でも御前岳(権現岳)の麓に佇む「御前岳湧水」は名水として知られ、今日も訪れる登山客の喉の渇きを癒します。 これら湧水と山々に降り注ぐ雨が集まる奥日田の清流は生命感に溢れ、木々や棚田を潤し、苔むす渓流ではヤマメや鮎を育みます。寒冷な水温を好む渓流の女王ヤマメは奥日田ではエノハと呼ばれ長年渓流釣りの対象として親しまれてきました。また響渓谷を流れる大山川の大型鮎は「ひびき鮎」としても知られています。 渓流釣りは奥日田で 毎年3月のヤマメ釣り解禁日には河川沿いのあちらこちらに釣り人の車が。大分ナンバーはもちろんのこと、福岡や熊本のナンバープレートで駆けつける遠征アングラーで盛り上がります。エリア内には梅野川キャッチ&リリース区間も設けられ、シーズンを通して良い釣りをしてもらう取り組みも続いています。また、季節が進めば渓流だけでなく松原ダムや下筌ダムでの大ヤマメ狙いの釣り人たちもチラホラ。そんな奥日田ヤマメ釣りの熱いシーズンは9月一杯まで続くのでした。運が良ければ(それと釣り人のガッツで!)尺ヤマメや尺鮎に出会うことができるのも奥日田の渓流釣りの魅力です。 川の流れに身を任せ? 川の遊びは釣りのみにあらず。カヤックやパックラフトに乗り込んでの川下りやツーリングも奥日田の夏の楽しみ。水量が豊富なエリアを探して下ってみるも良し、ダム湖の紅葉を眺めながらのツーリングをするも良し。紅葉の時期には松原ダムの遊覧船に乗り込んでのクルーズもお勧めです。もちろんカヤックやパックラフト遊びの際は安全装備も忘れずに! 真夏は熱い九州ですが、奥日田の夏は涼やかなもの。水辺に涼を求めながらのアクティビティは春から秋まで目一杯楽しめます。ぜひぜひ川での水遊びを奥日田で。