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奥日田体験とアクティビティ

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山へ川へ、奥日田アクティビティ

津江三山をなす御前岳〜釈迦岳〜渡神岳を縦走ハイキングしてみたり、川に入って渓流釣りを楽しんでみたり。はたまたパックラフトで旅する川下りにチャレンジしてみたり。奥日田には様々なアクティビティスポットがあちこちに存在しています。
真夏に開催される自転車ヒルクライムや夜通しチームリレーで走りきるオーバーナイトリレー。秋から冬にかけてはキャンプしながらの焚き火が楽しい季節。山から川まで、春から冬まで、年間通じて遊びには事欠かない奥日田エリアをご覧あれ。

オースタイル Trace the River

オースタイル Trace the River

Trace the River 〜はじめてのパドリング体験 アウトドアアクティビティとして人気の高い川下りにトライしてみたい!…そう思ったことはありませんか? だけど、フィールドや必要装備、なにより川遊びに必要とされる技術のことを考えるとなかなかハードルが高いのが現実です。このたび大分県日田市にて、そんな皆さんの背中を押すべく初心者対象のレッスンプログラムが始まりましたのでご紹介します。「O'STYLE Trace the River」と名付けられたプログラムは川を眺めた時にイメージする「この川のこのラインをトレースしてみたい!」という願いをかなえるために必要なテクニックや心構え、ちょっとしたコツなんかも学べる初心者対象のレッスンになります。 ギア類のレンタルも可能。レンタル料金は別途となりますので申込み時にお問合せを カヤックからパックラフトやSUPまで 今回新たにに始まるレッスンはカヤック、パックラフト、SUP(スタンドアップパドルボード)の三種類。レッスン申込み時にどのアクティビティをマスターしたいか三つの中から選んでください。最近流行しているパックラフトを使ったダウンリバー(川下り)に挑戦したい! 湖をゆったりSUPでツーリングしてみたい! いずれは海でシーカヤックに挑戦してみたい!といった方にもうってつけのメニューになっています。 レッスンを担当するのは地元・日田市出身のアスリート河津聖駒(せいま)。現在日田市在住の彼が参加者のスキルやフィールドコンディションにあわせてレッスンメニューを組み立てていきます。パドルの握り方から丁寧に教わることができますので、初心者の方も心配は無用です。 水面の高さから見える景色は新鮮そのもの レッスン開催は水曜日〜土曜日 初心者向けパドルレッスンは1日3時間に集中して行います。現在受付可能なのは水曜日〜金曜日の午後(13~16時)と土曜日の午前(9~12時)午後(13~16時)の5コマとなります。事前の申込みや調整が必要となりますので、ひと月前を目安にメールにてお申込み・お問合せください。レッスン料は1コマ3時間でおひとり9,000円(2〜4名での申込み)となりますので、レッスン当日にお支払いの準備をお願いします。 各アクティビティに必要な道具はすべてレンタルも可能です。こちらは別途レンタル料が必要となりますので、まだ自分のギアをお持ちでない方は申込み時にご相談ください。 レッスンには人数制限がありますので参加者が5名を越える場合には事前にご相談ください。おひとりでのレッスンも可能ですが、そちらはプライベートレッスンとなり別料金となりますので同じくお問合せください。また、フィールドにはできるだけ近隣にくつろげる場所があるスポットを設定しますので、レッスンに参加しない同行者もゆっくり自然を楽しんで過ごしていただくこともできますよ。 メインのレッスンフィールドとなる大山川河畔の風景。チェアなどを持参してゆっくり時間を過ごしてください 基本をマスターしたら…次はフィールドへ! 「O'STYLE Trace the River」では希望する参加者に対しては複数回のレッスンを編成することも可能です。何度かに分けて基礎をしっかりマスターし、応用編としてダウンリバーにチャレンジしてみるのも良いでしょう。そういった脱初心者・中級者向けのレッスンやダウンリバーのガイドも可能となっていますので、知識や技術に自信がついてきたら是非ともチャレンジして欲しいところです。こちらはカスタマイズされたメニューになりますので、必要な時間やフィールドが異なる場合もあります。これらを希望される方は事前にメールにて詳細をご確認・ご相談ください。 また、紅葉の時期のカナディアンカヌーによるクルージングなどの特別なメニューに対応することもできます。手漕ぎのカヌーによるクルージングは遊覧船とはまた違った趣があってオススメですよ!湖面に映える紅葉をバックに野鳥観察なんていいうのもオツなものです。 インストラクター・ガイドの河津聖駒。自身も現役アスリートとしてカヤック競技で国体・ワールドカップへの出場経験を持つ  

HITA YAMA-RIDE EXPEDITION

HITA YAMA-RIDE EXPEDITION

日田を自転車でめぐる旅  日田の街でもロードバイクやMTB、最近では電動アシストつきのeバイクなどを見かけることが増えました。今回は『HITA YAMA-RIDE EXPEDITION/日田山輪探検』と題し、日田の盆地をぐるりと囲む山々もロードバイクで探索してみよう!ということでリサーチ開始。どちらの方向に走ってもヒルクライムが待っている…日田市ですから登りが大好きなサイクリストにはもってこい。そんな6つのルートをご紹介します。    リサーチに協力してくれたのはロードバイクとMTBを中心にサイクルショップ『正屋 ( MASAYA BICYCLES )』を運営している岩崎正史さんとサイクリストでもあるフォトグラファーの丹野篤史さん ( Atsushi Tanno Photography )。元々、ふたりとも日田の街にはサイクリングでよく訪れていたということもあり、さっそく何かを発見できそうな探検ルートを見つけてくれました。 「今回ルートに入れなかった道も良いところがたくさんあった」「時にはルートをはずれて脇道・寄道を楽しんで」とはリサーチチームのコメントです。     奥日田ルート(ロング&ショート) 奥日田ロング(走行距離46.3km/獲得標高1,175m):「このルートは中津江や上津江などディープな奥日田へ入る手前の入り口という感じ。入り口にかるく触れて戻ってくる」というこのルートは途中に御前岳登山口があり、給水ポイントであると同時に今回の全ルート中最も高い標高到達点(約850m)。前半部分に長い登りが続くため、1人で登るのが苦手な人はグループライドで登り切ってほしいところ。この登りはずっと川沿いを走ることになるので、季節が良ければポイントを見つけて渓流に寄り道するのもいいかもしれません。そこからのどかな集落を抜け、急坂を登り切ったら「奥日田スーパー林道」に接続して御前岳登山口へ。ここがまさに「奥日田の入り口」という感じです。  しばらくアップダウンを繰り返したら「田来原美しい森づくり公園」でひと休みして、そこから5~6km続くダウンヒルがご褒美に。途中に絶景ポイントもありますが、写真を撮るか一気に降り切るかはあなた次第。降り切ったら国道を通るも良し、大山川沿いの側道をのんびり走るも良し、好きな方を選んで市街地へ戻れます。    おすすめは中級者以上ですが、途中のアップダウンがとてもハードなので、走り切ったらきっちり疲労感(クタクタ)を得られますよ。  奥日田ロングルートのRIDE WITH GPSルートデータはこちら。   奥日田ショート(走行距離24.4km/獲得標高647m):このルートの特徴はなんと言っても『進撃の巨人』。道の駅 水辺の郷おおやまに併設の進撃の巨人ミュージアム(入場無料)からスタートして響(ひびき)渓谷を眺めながらのライド。その後森林を抜ける渓流沿いのヒルクライムを登り切ったら景色はのどかな山里に。途中に湧水の給水ポイントがあったりの下りを楽しみながら大山ダムへ。このダムの堰堤下には進撃の巨人に登場する主人公たちの等身大銅像が建っており、ライドの記念撮影にも最適です。  このルートは全6ルートの中では距離も短めで、初級者~中級者でも半日頑張れば楽しめそう(今回のリサーチチームなら2時間前後とのこと)。もう少し登りたい!という上級者は脇道に外れて登りを探してみてもいいかもしれません。  奥日田ショートルートのRIDE WITH GPSルートデータはこちら。   奥日田ルートのエリアでは毎年「椿ケ鼻ヒルクライム」が開かれる。大会に向けて練習に訪れる人も多い   天瀬ルート(ロング&ショート) 天瀬ロング(走行距離43.7km/獲得標高1,059m):「今回のルートにまとめなかった部分も含めてとてもバリエーション豊か。今回は秋のベストシーズンに走ってみたけれど、季節の変化も楽しめそう」「地形や風景の変化もあって、たとえば林の中を抜けたらつづらおれにつながって、そこから坂を登ったら滝が現れたり」「川自体も手の入っていない自然のままのポイントが多く、こういう変化を都市でルートに引くのは難しい」とリサーチチーム。  景色の雄大さも特徴で、五馬高原から見える津江三山(御前岳〜釈迦岳〜渡神岳)や亀石峠から見る阿蘇方面のパノラマなど、絶景ポイントも数多くありますので時々ペダルを止めてひと休みしながら楽しむこともおすすめです。  発着地点はJR天瀬駅周辺の天ヶ瀬温泉街となりますので、お宿をとってじっくりと疲れた脚を癒せます。「今日は時間が…」なんて時も日帰り温泉でリフレッシュしてください。    中・上級者向けの天瀬ルートは「週末に100kmライドを楽しむサイクリストだったら余裕をもって走れるでしょう」とのこと。  天瀬ロングルートのRIDE WITH GPSルートデータはこちら。   天瀬ショート(走行距離33.8km/獲得標高857m):天瀬ロングルートとの違いは亀石峠へ寄るかどうか。「ショートルートでは亀石峠をパスする分登りが少し減る感じ。観光や温泉も余裕を持って楽しみたい人にはこちらがおすすめです」とのコメント。ショートルートとはいえ走行距離とアップダウンはほどほどにありますので、中級者以上におすすめのルートとなります。阿蘇神社や塚田地区の田園風景など雰囲気を味わいながらのんびり楽しんでほしいところです。  天瀬ショートルートのRIDE WITH GPSルートデータはこちら。   天ヶ瀬温泉街を発着として五馬高原や絶景の亀石峠などスケール感のある景色が続く   小鹿田・日田市街地ルート 小鹿田ルート(走行距離40.4km/獲得標高622m):「このルートに何度も通っているうちに感じたのが『京都っぽいなぁ』ということ。街を出発してから山道を登って、帰りは川沿いを下りながらだんだんと風景が歴史的な街並みに戻ってくる感じ」とはリサーチチームのコメント。「小鹿田焼の里」へ入る手前には急登もありますが、ガードレールで隔てられていない沢沿いを走るのがとても気持ち良いルートです。このルートに限らず、日田は水辺に近い場所がとても多く特徴的なところでもあります。  このルートは小鹿田焼で有名な窯元が集まる小鹿田地区で折り返して市街地方面へ戻りますが、後半通過する小野地区では大きな水害で被害を受けた箇所もあり、災害から復旧していく様子も含めてぜひ見てほしいところ。小野河川プールのあたりは夏はもちろん、紅葉も綺麗で秋にもおすすめですよ。    こちらのルートは中級者以上向けですが、「天瀬ルートよりは少しやさしいので、初級者でも頑張ったら走れると思う。市街地の景色とあわせてゆっくり楽しんでほしい」とのこと。ルート上や近辺には日田の酒蔵も点在しており、見学などを行なっている施設もありますので気になる方は各酒蔵へお問い合わせを。もちろんその場で日田自慢の地酒購入も可能です。  小鹿田ルートのRIDE WITH GPSルートデータはこちら。   日田市街地ルート(走行距離13.1km/獲得標高75m):見どころは豆田町・隈町の街並みと三隈川。最近はSUPやカヤック・パックラフトを楽しむ人の姿を見ることも増えた三隈川と夕日の美しさは必見。この市街地ルートには大小様々多くの橋がかかっていて、中には沈下橋(大雨が降ると川の流れの中に隠れてしまう沈み橋)や自転車を降りて渡る橋もありますのでルートを外れての「橋巡り」もおすすめです。  歴史的スポットや食事のおいしいお店も多く、路地や裏道探しの楽しみもあるのが特徴です。地元の人とすれ違いにちょっと会話する楽しさも。  ルートは平坦な市街地ルートですので初心者やレンタルサイクル(日田市観光協会)でも十分楽しめます。親子探検ライドにぜひ。  日田市街地ルートのRIDE WITH GPSルートデータはこちら。   JR日田駅を発着ポイントとして小鹿田焼の里へ。市街地エリアは三隈川を中心に「水郷ひた」を感じられます 事前の準備はしっかりと 「いままで日田には何度も走りにきていたけれど、今回あらためてリサーチしながら山間部の渓流・源流沿いや三隈川沿いをくまなく走って、この街がなぜ水郷・水のまちと言われているのか、理由がわかった気がする」という全6ルートですが、楽しむためにはしっかりした準備も大切とのこと。「どのルートもロードバイクで楽しめるルートになっていると思う。ただし今回のルートは山間部の探検ルートなので、街中にあるようなロードバイクやMTBの専門的なパーツを調達できるショップが存在しません。だから、予備のチューブをいつもより1本多く持っておくなど、走行前のメンテナンスと機材トラブルに備えた準備は各自しっかりした上で楽しんでほしいですね。それから携行食・補給食は山の中を走る区間も多いのでいつもより少し多めに持っておくと安心。結構おなか空きますよ!」とばっちり楽しむためのアドバイスも。山ライドは「いつも通り+1」の心構えで準備するのが良さそうです。    またルートの大部分は山間部となりますので、急な天候変化に対応できるウェアの携行や早めのライトオン(山の日暮れは思いのほか早いです)を心がけて安全なサイクリングを楽しんでください。山あいの一部区間では路面の荒れた箇所や小さな落石があったり、自動車の通行量が少ないところでも山道は狭くなっていたりしますので、くれぐれも安全運転を心がけて事故やケガのない山輪探検を! 今回リサーチしてくれた岩崎さん(左)と丹野さん(右)。天瀬ルート探索前の一枚

奥日田ロゲイニングイベント中止のお知らせ

奥日田ロゲイニングイベント中止のお知らせ

山開き併催の奥日田ロゲイニングイベントは中止となります 第54回津江山系釈迦連峰山開きにあわせて開催予定としていた奥日田ロゲイニングイベントですが、都市圏における緊急事態宣言とコロナ感染症蔓延の状況に鑑み協議の結果中止となりました。予定日であった5月16日(日)は会場受付・駐車場誘導・臨時バス発着等も行われませんのでご注意ください。   残念ながらイベントは中止となりますが、昨年同様にYAMAPアプリを使っての個人山行による奥日田ロゲイニングは引き続きお楽しみいただけます。スマートフォンにYAMAPアプリをダウンロード後エントリー頂き、奥日田の自然と御前岳〜釈迦岳の縦走路を満喫してくださいね。   好評につき在庫切れとなっていた記念のピンバッジは5月16日より配布を再開します。ロゲイニングコースマップに設定された15箇所のポイントうち13箇所を回ることで入手可能となっていますので、ぜひ体調万全でトライしてみてください。ピンバッジのお渡しはロゲイニングスタート地点近傍のスノーピーク奥日田キャンプフィールドにて行っております(水曜日定休)。店内スタッフに申請後、条件クリアのYAMAPアプリ画面を確認できましたら特製ピンバッジをお渡しします。 ロゲイニングルートではシオジ原生林をはじめ様々な植物や花も楽しめます

写真展『WHEELS TO GO』開催のお知らせ

写真展『WHEELS TO GO』開催のお知らせ

日田・玖珠・九重の「楽しい」と「絶景アウトドア」 2021年2月27~28日の二日間、福岡市大名のカフェ&コミュニティスペース『dot.』にて写真展が開催されます。 今年から始まった、日田市・玖珠町・九重町〜大分県西部でのアウトドア・アクティビティからグルメ・温泉までをビジュアルで紹介するプロジェクトの核となるのは特設WEBサイトと写真集。今回の写真展は、これらを媒体として三つの町の四季や絶景、楽しさを「写真」で切り取ったカメラマンたちによるPhoto Exhibitionとして開催されます。 制作に携わるアートディレクターやカメラマンは全員が日田市にゆかりの面々で構成されており、このエリアに「暮らしているからこそ発見できたもの」「近すぎて気づかなかったもの」それぞれの発見を一冊の『WHEELS TO GO』と題された写真集にまとめています。こちらの写真集は会場にて無料で配布予定となっていますので、会場に足を運んで写真展同様に楽しんでいただけたら。きっと新たな発見が得られる時間となることでしょう。 最終日2月28日には写真展会場にて、今回のプロジェクトに参加した3人のカメラマンによるトークセッション(15:00より開始)も予定されています。こちらは定員15名に限定し、感染症対策に配慮した形で行われます。人気のカフェスペースも隣接していますので、美味しいコーヒーを片手に写真で自然散策なんていかがでしょうか? 写真集『WHEELS TO GO / A BEAUTIFUL ADVENTURE』からのひとコマ 会場となるのはカフェ&コミュニティスペース dot.(ドット)。福岡市大名のカフェとして人気のスポットです。 カフェと写真展会場は隣接していますので気軽にお立ち寄りいただけます。もちろんカフェも感染症対策には十分注意を払って営業していますので、安心してゆっくりとした時間を過ごせることでしょう。コミュニティスペースでは週末を中心に様々なイベントも開催されているとのこと。コ・ワーキングスペースとしても運営されており、常連さんになってみるのも楽しいかもしれません。 カフェに隣接している『dot.』のコミュニティスペースが会場となります

奥日田狩猟CAMPレポート(後編)

奥日田狩猟CAMPレポート(後編)

前編からの続き記事です。前回の記事はこちら さてさて前回は16日間のプログラムから前半のキャンプの様子をお伝えしましたが、今回は14日間の罠みまもり&自由参加期間と、後半戦となるラストキャンプの様子をお伝えします。 結果としては見事、参加メンバーで鹿を捕獲することができました!途中、みまもりの14日間にはから弾き(罠を踏んで作動したが、脚を括れず逃げられること)や、あと数センチで罠を踏んでくれなかったりと何度も惜しいシーンがありました。が、そこは野生動物+自然との向き合いであり、命がけで今を生きる彼らも、そうやすやすと捕まる訳にはにはいきません。 下の写真1枚目は罠にかかっている状態の鹿。2枚目は今回のレジェンド!3枚目はから弾きした瞬間のカメラ映像です。それ以降には惜しかったシーンを抜粋でお見せします。   「食べる」とは 捕獲した鹿に加え、地元猟師の方の罠にかかった獲物も提供していただき、半数以上の参加者に、止めさし(命を止める)、解体、など「食べる」に至るまでのプロセスを、期間中に計2回体験してもらうことができました。皆さん(おそらく)初めての体験になるだろう今回のキャンプ中、様々な事を考えさせられたのではないかと思います。中には急遽、福岡からかけつけてくれた方も数名。この時のお肉は半分を部位ごとに分けて精肉し、残りは半身のまま冷凍保存。遠方にお住まいであったり、仕事の都合で自由参加期間に来れなかった方のラストキャンプでのプチ解体体験に取っておきます。 日田市獣肉処理施設見学&最後の見回り ここからは最後の一泊二日のようす。集合後、再びフィールドへ向かう途中で「日田市獣肉処理施設」におじゃましました。ここでは食品衛生法に基づき徹底した衛生管理のもとジビエ肉の販売を行なっています。この日はお仕事見学&体験させてもらいながら、それぞれに質問をぶつけます。 その後、移動を挟んで2週間ぶりのフィールドへ。山で「日田きこりめし弁当」を食べたあと、自分で見立てた罠ポイントへ最後の見回り。この日は見回りのドキドキ感を味わうために前日よりカメラをOFFにしておいたのですが…残念ながら最終日の獲物はありませんでした。しかし期待を胸に山を歩くだけでも気持ちいいものです。途中、自生しているわさびを発見したりと山の恵みを満喫しつつ、フィールドをしっかり元通りにしながらの罠回収作業に取り掛かります。 最後の宴にベースキャンプへ いよいよ自分たちで獲った獲物を自分たちで食べる為、最後の宴に向けてベースキャンプへ戻ります。途中で今度は「琴平温泉」という地元の温泉に立ち寄りました。こちらは露天風呂、家族風呂の他にも焼肉店やそば処、BARにゲストハウスまで併設という、一ヶ所でいろんな楽しみかたができるなんとも嬉しいスポット。そして、皆さんが温泉を満喫している間にお肉と宴の準備も整いました。おかわりも山ほどありますよ! 奥日田狩猟CAMP最後の夜、存分に盛り上がっていきましょう!もちろん食べきれなかったお肉はみんなでやまわけしてお土産に。 奥日田狩猟CAMP終幕! 最後に再び皆で集合写真を撮影して第二幕終了! とはいえ、この16日間盛り上がったイベント参加者のグループチャットはそのまま今日も続いています。これから狩猟免許取得を目指すもよし、持ち帰ったお肉でジビエ料理を作ってみるもよし、はたまた狩猟と関係なくとも単純に「奥日田」へ遊びにきてみるもよし。形はそれぞれ、我々もみなさんと再会できる日を楽しみにしています。 それではこれにてキャンプ終幕。べべんべん!!

奥日田狩猟CAMPレポート(前編)

奥日田狩猟CAMPレポート(前編)

奥日田エリアにて、わな猟&冬キャンプ! 2020.1/18,19〜2/1,2に開催された【奥日田狩猟CAMP】。冬キャンプをしながら16日間かけて猪や鹿を自ら捕獲し、命を戴くまでのプロセスを体験できるイベントです。詳しいイベント概要はこちら 今回はVOL.1ということで記念すべき第一回目のキャンプ開催でした。10名定員で募集を開始したところ、ありがたい事に応募者多数!残念ながら今回参加できなかった方には、次回のVOL.2(2020年秋頃予定)にてお会いできるのを楽しみにしつつ。最終的な参加内訳は男性7名女性4名、計11名にて決行、中には東京在住という猛者もいらっしゃる熱の入り様で、楽しいイベントになる空気が充満しておりました。 さて当日。まずは奥日田エリアの玄関口、日田市大山町の奥日田ローカルツーリズムに集合後、事務所の裏庭で罠の仕組みについての説明会。罠と一口に言っても様々なタイプや仕掛けがあり、本職猟師の皆さんは自作やカスタムしながら使う方がほとんど。今回のキャンプで使用した罠は狩猟マンガのバイブル『山賊ダイアリー』にも登場する、大分市の罠メーカー「OSP商会」の『しまるくん』。これはワイヤーで獣の脚を括って捕らえる「くくり罠」と呼ばれるタイプの仕掛けです。初心者にも扱いやすく、こだわりのバネは一本一本が熟練職人の手曲げによる無二の仕上がり。非常に頼りになる相棒というわけです。 奥日田のさらに奥、上津江町をフィールド散策 奥日田の玄関口、大山町から今度は一気に最奥エリアの上津江町へ向かいます。約1時間の道中、道の駅「せせらぎ郷かみつえ」にて、おむすび休憩しながら大自然をバックにドライブ。この町は、熊本県、阿蘇エリアとの県境にあたります。でこぼこ林道を抜けたら…いよいよ狩猟フィールドへ! まずは今回キャンプの頼れる相棒その2、赤外線4Gトレイルカメラ「SP4G」が登場。下の写真1枚目で皆さんが手に持つこのカメラ、なんと昼夜問わず動くものを感知し動画撮影、あらかじめカメラに登録しておいたメールアドレスへ、ほぼリアルタイムで映像を送信してくれるという優れもの。今回は全国各地で『クラウドハンター』という狩猟イベントを開催している里山保全組織『猪鹿庁』のご協力により、1人1台ずつ使ってもらうことができました。これで遠方からの参加者も臨場感はばっちり、フィールドを離れても夜の晩酌の時間と朝起きた時などいつもと違ったワクワク感を楽しめるというわけです。 カメラのチェックが終わったらいよいよ獣道を探しに行きます。道の見方や、痕跡の見分け方、くくり罠を仕掛けるのに適した場所などを話しながら、森の中を探検します。下の写真3枚目は鹿の足跡。思い思いの場所が見つかったらカメラをセットし、一旦ベースキャンプに引き上げます。 フィールド動画を肴に宴!出会いに乾杯 ベースキャンプに戻る途中で、地元の温泉「梅の湯」にてひとっ風呂。ここは全室が家族風呂となっており、様々なタイプ・広さのお風呂が計20室。料金もそれぞれ設定されており、人数や面子にあわせてチョイスすることができます。温泉は旅の醍醐味、この時点ですでに数名が風呂上がりの一杯を楽しみ出しました。いい感じに体も温まったところで拠点へ戻り、グーグー鳴き続けるお腹のクレーマーを猪しゃぶしゃぶとビールで鎮めます! この日は暖冬の影響もあり、真冬の奥日田エリアとしては至極快適なキャンプ日和。事前のヒアリングでは皆さん狩猟は初めてとのことでしたが、さすがにアウトドア・キャンプに関してはお手のもの。焚き火を囲みながらの狩猟トークに花が咲きました。 そして、そうこうしている間にも動画が届いてないかメールチェック。残念ながらこの晩は猪・鹿はカメラに映っていませんでしたが、うさぎなど小動物の姿がそこに。これだけでも楽しめるのが臨場感というやつです。 翌日、いよいよ罠の設置! 翌朝は前日のしゃぶしゃぶの出汁を使って雑炊で腹ごしらえ。そして…再度フィールドへ! 昨晩カメラを仕掛けた場所に仕掛けるもよし、新たな場所を探すもよし、仕掛ける場所が決まったら罠猟免許所持スタッフの監修のもとそれぞれの場所にセットしていきます。もちろんカメラも一緒です。タイミングがよければ罠が作動し脚を括る瞬間もとらえることができるとあって、皆さん獣の気持ちになって、沢山走る獣道に対し仮説をたてて推理していきます。そして、小さな罠をピンポイントで踏み抜くように様々な工夫をこらします。このあたりが、わな猟のおもしろさのひとつでもあります。猟師の数だけこだわりや流儀、さまざまに独自の工夫あり、なのです。 第一幕終了 罠を仕掛けたあとは拠点に戻り集合写真を撮影した後、知り合ったばかりのメンバー同士、しばしのお別れ。そして14日間の「罠みまもり&自由参加期間」という幕間を経て、一泊2日の第二幕。さてさて見事獲物は掛かるのか? 後半に続く!近日公開予定。べべん!!

秋の奥日田で紅葉探し

秋の奥日田で紅葉探し

まだ間に合う? 奥日田の秋と紅葉 11月になりいよいよ秋も本番。秋といえば紅葉見物ですが、日田杉の供給地である奥日田の山々に紅葉探しの旅に出よう!ということで、釈迦岳の麓に位置するスノーピーク奥日田キャンプフィールドから奥日田最奥のオートポリスまで、それぞれの秋の風景をクリップしてみました。秋の奥日田をご覧あれ。 紅葉も楽しめる「美しい森づくり公園」へ スポーツを愛するみなさんにおすすめしたいのが、大山町の山腹に位置する「田来原(たらいばる)美しい森づくり公園」。年間通して美しく管理された、緑地とランニングコースが印象的な公園です。真夏には『奥日田オーバーナイトリレー』などスポーツイベントも開催されるアクティブな場所ですが、秋のこの頃はいたって静かな隠れ家的スポットになっています。 休日になれば犬を連れて散歩に訪れる人あり、ランニングコースでジョグを楽しむ人あり、お弁当持参で緑地に腰掛け読書を楽しむ人ありとそれぞれの時間を楽しんでいる様子を目にします。周囲は豊かな森が広がるエリアですから、バードウォッチングや昆虫採集に訪れる人も多いのだとか。 紅葉を探して奥の森へ そんな公園で一休みしたところで、今回は公園奥に広がる「森」へ足を伸ばしてみました。この森は杉が多い奥日田の中でも比較的広葉樹が多いところ。秋の紅葉を楽しむには最適な場所なのです。森を進むと地元では「紅葉谷」と呼ばれる一角もあり、この時期ならではの色あいとコントラストが訪れる者の心をとらえます。 この一帯は森の中でありながら舗装路が続いていますので、特に登山靴など用意する必要もありません。普段着の気軽なピクニック感覚で楽しめることと思います。もちろん脇道に逸れると沢が流れていたりもしますので、探検気分で遊びに来る際はしっかり装備で訪れることをおすすめします。 「スポーツの秋」派にはトレッキングコースも こちらの田来原の森へは一旦「田来原美しい森づくり公園」へ車を停め、公園入り口を通り過ぎる方向へマップ片手に歩いて散策するのがこの時期のおすすめです。少々ひんやりした空気の中、ほんのり汗ばむ頃には紅葉谷へたどり着けるはず。 また、公園敷地内には公園併設のトレッキングコース(未舗装路)へのゲートもあり。こちらはそのまま森へ繋がっているため時期によってはゲートが施錠されているようですが、ゲートが開いている時であればそのまま周遊トレッキングを楽しむことも可能です。こちらは普段からトレイルランニングの練習に訪れる人もちらほら。トレッキングコースにお越しの際は足元の装備をしっかり整えて遊びに来てくださいね。

奥日田狩猟CAMP_vol.1

奥日田狩猟CAMP_vol.1

山をあるいて狩りをして、野生と自然に学ぶ旅。 16日間を1クールとした「狩猟体験&キャンプ」イベント ありがとうございます!満員御礼、無事にイベント終了いたしました。 次回、VOL.2は2021年、食欲の秋頃に開催予定です。 実施が決まりましたら『奥日田の山と川』にて詳細をお知らせします。   最近よく耳にするようになった「ジビエ」や「猟師」という言葉。都市部ではジビエ料理専門店も増えてきており、野生の肉を食べる。という文化が見直されつつあります。その中で「自分で獲った獲物を食べてみたい」という声を聞くようになりました。ですが、野生を生きる猪や鹿を捕える——というのは経験があっても容易なことではありません。運良く捕えたとしても、命を止め、解体、精肉、とひと通りすべてをこなすのはハードルの高い仕事です。その上、都市に住んでいる人にとっては山に通うだけでもひと苦労、まして仕掛けた罠を毎日見回りに行くのは不可能でしょう。今回開催の『奥日田狩猟CAMP』は、そんな「狩猟に興味があるけど現実的にはむずかしい」という方や、「狩猟はやっているけど仲間が欲しい!」といった方たちへ向けた、狩猟文化の一端を体験できるイベントです。 2020年、1/18,19(土・日)〜2/1,2(土・日)の16日間にて開催! 4Gトレイルカメラ(温度や動きに反応し撮影を開始し、4G通信機能によって撮影データを自動送信するカメラ)を使った、リアルタイム動画配信により… 自宅にいながらスマホで、仕掛けた罠の様子を観る事ができます! ←↓クリックで拡大します ①奥日田エリアに集まり、狩猟用の罠とカメラを設置します。その後、温泉入ってから、猪しゃぶしゃぶ&キャンプ泊。 ②一旦解散し、2週間フィールドを見守ります。罠の見回りは運営チームで行い、映像や動向を発信します。 ※自由参加期間中は、時間と都合があえば何度でも参加可能です。事前に運営元までご連絡ください。 ③再度、奥日田エリアに集まり、猟果発表&獲物でBBQ。日田市獣肉処理施設での解体見学も。※食べきれなかった獲物のお肉はお土産に。 初日の晩は、猪しゃぶしゃぶ。脂が乗った極上のロース、バラをご用意します。これを食べれば、獲物に対するモチベーションがあがる事間違いなし。山を歩きながらのフィールド下見→地元の温泉→猪しゃぶしゃぶの三連コンボで、暖まったからだが冷えないうちにテントで眠りにつきましょう。 翌日が本番です。テンションの上がりすぎで飲み過ぎないように注意!朝食にグッドデザイン賞受賞、話題の「日田きこりめし」をご用意します。 ※冬用のテント、シュラフ、チェアはご用意しておりますが、持ち込みも可能です。 最終日は獲物でBBQ!自分たちで獲ったお肉の味というものは特別で別格。味だけではなく16日間を振り返りながら様々なものを噛み締める。そしてもっと良い獲物を獲りたくなる——そんな気分を自分の五感で体験してみたいと思いませんか? この日は、初日とは別の地元温泉に向かいます。そのあたりも楽しんでいただきます。 最終日は次の日を考えずにすむスケジュールです。存分に盛り上がっても大丈夫! ※アルコール、ソフトドリンクなどはご用意しておりますがなくなり次第終了です。持ち込み大歓迎!(笑)