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奥日田とは

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ヒタとオクヒタ

九州の小京都と呼ばれ、天領として栄えた、歴史を今に伝える街、水郷「日田」。
やがて筑後川に合流する、鵜飼いや屋形船が風情を感じさせる三隈川。
そして、連なる山々と渓谷より流れ落ちる豊かな水を育む大自然「奥日田」。
渓流では、ヤマメや天然のうなぎなど様々な生命が育まれ、森では絶滅危惧IB類のクマタカやヤマドリなどに出会う事もしばしば。約55,000ヘクタールにも及ぶ森林面積を持つ日田市。日本の三大林業地として歴史を重ねてきたこの土地では、観光地化されすぎていない、ありのままの自然と向きあう事ができます。

奥日田ってどこ?

北部九州のちょうど真ん中に位置する、奥日田エリア。大分県日田市の、旧郡部にあたる、大山町、前津江町、中津江村、上津江町。雄大な山と渓谷に囲まれた森と水の恵みが豊かな山間地域です。
車の場合は、九州自動車道~大分自動車道、日田IC経由。高速バスなら、天神、博多~日田バスセンターにて下車し、日田バスにて。福岡市から約1.5時間で大自然に囲まれたこのエリアへアクセスできます。
北部九州の真ん中という場所柄、九州各地どの場所からでも約2~3時間ほどでアクセス可能な為、近場の大自然といった親しみかたをしやすいエリアです。福岡、熊本、大分、3つの県境にあるこのエリアは阿蘇とも隣接しており、週末はツーリングやドライブを楽しむライダーとドライバーで賑わっています。

春と夏

春は特産品の花わさび、原木しいたけに、山菜の数々。夏は根わさびや、美しい湧水の数々。岩盤を多く含む地質で構成されたこの土地では、約40年前に降った雨がゆっくり時間をかけて岩盤に浸透したのち、様々な場所から湧き出ています。有名なスポットでは、他県から車いっぱいにペットボトルを積んで水を汲みにくる人も。渓流釣りや、川遊び、キャンプなどに最高です。

秋と冬

秋は紅葉に囲まれ、山の味覚が盛りだくさん。原木しいたけをはじめとするキノコたち。梨に栗など、様々な果実や野菜の収穫シーズン。綺麗な水が豊かで朝夜の気温差が激しいこのエリアでは、その恵みを十二分に受けて育った美味しいお米も収穫できます。冬は、たびたび美しい雪景色に覆われます。1,000m級の山々が連なるこのエリアでは、九州といえど冬になれば場所によっては、気温-10℃近く、積雪は30㎝以上になる事も。
澄み切った冬の空気は冬景色の解像度をアップさせ、クリアで新鮮な気持ちになれることでしょう。