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梅野川C&R(キャッチ&リリース)区間

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育み、育まれ。人と自然が触れあう場所

ここは奥日田エリア、中津江村。人工物よりも自然物のほうが圧倒的に多いこのエリアは水資源にも恵まれ、多くのの渓流が存在します。そのひとつである梅野川は、環境をずっと守り続けてきた津江漁業協同組合とこのフィールドを訪れる釣り人を中心とした有志が手塩にかけて育ててきた、人と自然が触れあうところ。すぐそばには漁協が運営する中間育成施設もあり、年間通じて水質、水温ともにヤマメが生息するのに適した環境。
もちろん釣り人にとっても、気持ちのいい釣り、自然との対話を楽しめる場所となっています。ここ梅野川はキャッチアンドリリース(釣った魚を持ち帰らずに元いた環境へかえすこと)を適用した疑似餌専用釣り場(釣法はフライ、テンカラ、ルアーのみ)となっており、必ず守ってほしい少しのルールと釣り人たちのマナーにより素晴らしい環境が保たれています。

※ルールの詳細は梅野川C&R(キャッチ&リリース)区間 紹介記事 そのを参照下さい。

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エリアの小学生たちも課外授業としてヤマメの放流や育成などを体験し、命を学びに時おり施設を訪れます。
この日は放流のお手伝いと小学校の水槽で育てたヤマメの稚魚たちを自然に還す為にやってきてくれました。最初は恐る恐るだった子もすぐに川と自然に溶け込み、自分たちで育てた小さな命のこれからに期待とエールを送りながらお別れをしました。
育みながらも育まれてゆく。普段はあまり交差しない水の中の世界と外の世界ですが、この日の梅野川では、どちらにもたくさんの子どもたちが元気いっぱいに遊んでいました。

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C&R区間のすぐそばにある津江漁協・中間育成施設ではひれピンの美しいヤマメが川への旅立ちを今か今かと待っています。年間を通じて水温14℃の山水を直接引き込んだ円形プールは魚たちにとって快適な環境。そして、卵のころから育った水とこれから暮らしていく水はまったく同じ。いつか川の流れに戻る日のために今日も懸命に泳いでいます。
ここで育つ魚たちの旅立ちは様々。発眼卵で人工産卵床へ、早春前に稚魚として、渓流釣り解禁の早春やシーズン真っ盛りの夏には成魚として、それぞれ川へ戻っていきます。その後、川での暮らしを経て晩秋には源流域の流れの中で産卵し命を次の世代へ繋いでゆきます。

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遊漁期間は毎年3/1から9/30まで。九州とはいえ3月はまだ冷え込みますが、5月頃から本格的に暖かくなってきます。熱心な渓流釣りファンは3月の解禁と同時に、まだ水も冷たい梅野川を訪れます。ハイシーズンのゴールデンウィークの頃になると、入渓ポイントには県外からの車が列をなすこともしばしば。
そんな梅野川C&R(キャッチ&リリース)区間は全長2.5km、比較的入渓しやすく、釣りもしやすい環境ですから幅広い層に自然と渓流釣りを楽しんでもらえるフィールドです。ゆっくり流れる水と時間、その中で育まれるたくさんの命。そのサイクルの中に身を置いてみませんか?きっとたくさんの豊かさが見つかるはずです。川へおいでよ!

  • バス停
  • 食事
  • 宿泊
  • トイレ
  • 喫煙所
  • 自動販売機
  • 遊戯施設
  • 特産品販売
  • フォトスポット
  • 電気自動車充電

梅野川C&R(キャッチ&リリース)区間

https://www.pref.oita.jp/uploaded/life/2070147_2577872_misc.pdf
住所
大分県日田市中津江村
営業時間
日の出〜日の入
電話番号
津江漁業協同組合(岩下産業:0973-54-3100)
定休日
10/1〜2/末日(遊漁期間:3/1〜9/30)
日田I.C.からの距離
約57.9km 車1時間27分
駐車 収容台数
付近に数ヵ所
その他
遊漁規則厳守、詳細は上記URLよりご確認下さい。